半沢直樹とJAL
半沢直樹が航空会社の再建に奔走している。
まるでJALを彷彿させる。
当時のJALは国におんぶにだっこ。国会議員の圧力で赤字路線を延々と続けていた。
社内年金を断ち切る事も出来ず債権は無理と判断して稲盛和夫の意見を採用した。
当時の株主をたたっ切って再建に乗り出す。銀行にも債権放棄を飲ませた。
稲盛の全権掌握により赤字路線は切り捨てた。
そもそも再建を大仰にいううが赤字路線をたたっ切るだけで債権は可能だった。
稲盛を再建の英雄のようにいうが大間違い。単なる利権屋に過ぎない。
JALの再上場で巨万の利益を得たはずだ。
また債権放棄した銀行も再上場の株の割り当てを得て損のない取引だろう。
旧株主=国民を考えると、国民に損失を与えて再建屋が利益を得る茶番劇だった。
2020.09.03